目玉焼きの黄身、とんかつのキャベツ食べ方はいろいろ。 [食・暮らし]
第一話
おおひなたごう原作、ラレコ脚本のアニメ「目玉焼き いつつぶす?」。当たり前だと思っていた自分の目玉焼きの食べ方が、実は当たり前ではなく、人それぞれだったことに愕然とする主人公。アニメの後に実際に人がそれぞれ目玉焼きをどのように食べるかの実証映像が入る。
そして【とんかつのキャベツ いつ食べる?】のアニメが続く。話題はキャベツをいつ食べるかに留まらず、とんかつにおけるキャベツの立ち位置に。黄身をいつつぶすか?同様の実際の取材映像が続く。68年とんかつを揚げ続けているという浅草のとんかつ屋のご主人はキャベツから食し、続いて左から二番目を頬張る。
第二話
「カレーのルー どうかける?」主人公は全がけが必須。しかしこれも人それぞれ。女性はカレーのルーが皿に付かないようにするのがお好み。でもこれ洗い物を考えてのこと。他人が皿を洗ってくれるならどのように食べるのか。ちなみに本場カレー店の主人はルーをライスに乗せ、ちょちょいと混ぜて指で食べる。
「ライス どうやって食べる?」洋食で出てくる皿に乗ったライス。フォークの背に乗せて食べるマナーを習ったものだ。主人公も母親からそのように習ったと頑にフォークの背に乗せる。確かに背に乗せて食べる人は多い。アニメ中ではその方法を分析する。面白かったのは持ち変えるのが面倒だからナイフとフォークを最初から逆に持つという話。そして登場の外国人はどのように食べるかと訊かれ、迷わずスプーンを手にした。そのとたん”ボーン”と鐘がひとつ。主人公は最後に結局、食べ方は人それぞれだと認めることになるのだが。
おおひなたごう氏は思わぬところに目を付けたものだ。まあ、確かに食べ方は人それぞれ、これが正しいということはないのかもしれない。それにこのアニメの主人公のように他人の食べ方が病的に気になる人もあまりいるまい。
実はこれらに付いては私も個人的に面白い経験をした。続きは「上野まり子の視点」にて。
実はこれらに付いては私も個人的に面白い経験をした。続きは「上野まり子の視点」にて。
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