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食事で夏バテを乗り切る [医療・健康]

【別冊 主治医が見つかる診療室】2014/8/8
 今日の「健康スイッチ」コーナーは漢方の丁宗鐵医師によるヘルシーな洋風きんぴら。塩も油も使わず、バルサミコ酢で味を整える。何と行っても夏バテには「酢」と丁医師。ポイントはごぼう、大根、レンコン、人参などの根菜類を皮付きのまま大きめに切ること。その理由はよく噛むことで筋肉運動を伴う咀嚼。消化酵素の分泌を促すだけではなく、良く咀嚼することで頭の血液循環が良くなり活性化する。

 ちなみにごぼうやレンコンにはホルモンの材料になるサポニンが多く含まれ、毎日食することでホルモンバランスを整える効果がある。また女性に多い便秘は醗酵することにより腸内環境が悪化して悪玉菌となるが、その解消にも役立つ。

 根菜類のお供は若布、海の食物繊維を多く含む。それらを油なしのフライパンにざざっと入れ、後はお水を適宜注いでふたをして3分ほど蒸し焼きにし、最後に若布を加える。ここで今日一番のバルサミコ酢の登場。ワインを発酵させた残りで作られたバルサミコ酢はポリフェノールを多く含み、疲労回復効果があると言われるクエン酸も含まれる。後は味を整えるためのみりんを少々たらし出来上がり。お好みで胡椒を振って食す。

 秋津先生とともに歩く「浅草さんぽ」、今週のテーマは「夏を乗り切る!浅草で体を元気にする方法!」。総括編としてまずは穴重。穴子はEPA、DHAを多く含み、免疫力を高めるビタミンAも豊富で夏バテに効果大。続いては「とろろスムージー」なるものに遭遇。とろろは昔から滋養強壮に効く漢方薬の一種。ねばねば成分はムチンで、糖分急上昇を押さえ、タンパク質の吸収を助ける役目を果たす。さらには胃腸の粘膜を保護、修復して胃炎を押さえる。栄養分が高い上、悪玉コレステロールを減らし、腸内環境の改善に便秘やダイエットにも効果がある。

 続く純喫茶では茹で小豆に遭遇。小豆はアントシアニンはじめ、女性ホルモンの補給となるイソフラボンや高血圧、動脈硬化の予防となるポリフェノールを多く含み血流改善の効果が期待できる。

 秋津先生は最後に古くから食されている物や習慣にはそれなりの理由や意味を持つ。昔の人の知恵はすごいと締めくくった。



 
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