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【あさイチ】スイゼンジノリが化粧品に!ヒアルロン酸の5倍の保湿力 [美容]

【あさイチ】
 今日のピカピカコーナーはスイゼンジノリ。それなあに?とおっしゃる声が聞こえそうだが、昔は水前寺海苔と言ってお刺身のつまとしてほんの少しだけ添えられていた美しい緑色のぷるぷるとした高級食材。だが最近は滅多にお目にかかれない。それもそのはず、今では福岡県朝倉市にしか自生していないそうだ。今日の取材地はその名も黄金川。

 そんなスイゼンジノリ、実は最近化粧品にも使用されている。その数20社以上。美容業界ではエイジンングケアとして取り上げられるヒアルロン酸、その数倍もの保水力がある事に注目し開発されたのがスイゼンジノリ多糖体(サクラン)だ。スイゼンジノリの学名アファノテークサクラムから名づけられた。開発したのは工学博士岡島麻衣子氏。日本人として初めてアメリカの科学雑誌の表紙を飾った人物でもある。

 ところでそのサクラン、どのくらいの保水力があるあるかと言うと僅か1グラムで6リットル。しかも編み目の粗いざるに入れても水をしっかりと抱え込み垂れないそうだ。

 そこでこのスイゼンジノリ多糖体(サクラン)と熊本県南阿蘇の天然水を使用した化粧品が家庭用絆創膏などでおなじみのリバテープ製薬から「咲水(サクスイ)」というシリーズで発売されている。中でも保湿ジェルの保湿力はヒアルロン酸の5倍以上。4種のセラミドと美白に欠かせないビタミンC誘導体配合でエイジングケアに期待が持てる。シリーズにはアミノ酸系洗顔料、スキンケアローション、乳液、マスク等がある。

咲水スキンケアジェル公式ページはこちらから

 余談だが、岡島先生が次に挑んだのは大人オムツ。高齢化が進む中、その需要も高くなって来た。尿を吸収するのは石油由来のポリマーという吸水剤。吸水力は高いが尿に含まれる塩分に弱いという性質がある事が問題となっていた。そこでサクランを固形状にして使用する研究をしたところ、それまでの100倍の保水力を持つという分析結果を得られたそうだ。エイジングケアは何も化粧品に限らないという事だろう。





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