南米チリ沖巨大地震発生 津波は東北太平洋沿岸で大きな影響か? [ライフ]
《18日午前3時に気象庁から出されていた津波注意報は、午後4時40分全て解除になりました。》
南米チリ沖で、午前7時54分(日本時間)M8.3の地震が発生した。震源地はチリ中部沖で、震源の深さ25キロメートル。
太平洋側の西から東で移動しているナスカプレートが南米プレートの下に潜り込むプレート境界型の地震だと思われると気象庁が発表した。
チリ沿岸のコキンボでは地震発生53分後には最大4.6Mの津波が観測されている。またイヤペルでは4人死亡、多くのけが人がいる模様で建物の崩壊も発生している模様だと言う。
<追記>死亡者は被害程度が明らかになるにつれ、多くなっています。(9/19 12:00時点では13人と報道)
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この地域では1960年5月22日(現地時間)にもモーメントマグニチュード(Mw)9.5という過去史上最大の地震が発生しており、日本の太平洋側でも1メートルから4メートルの津波が観測され、140人が犠牲になった。
さらに、この震源域では1575年、1737年および1837年にも巨大地震が発生しており、直近では2014年4月1日(現地時間)、チリ北部沿岸イキケでM8.2の地震が発生している。
太平洋の広い範囲に影響が及ぶものと考えられるが、気象庁は現在日本への影響は調査中だと発表した。また、津波は過去の事例から東北地方で高くなりやすいため、特に注意が必要だとした。
<追記 9/18 13:00>9月18日早朝から日本列島太平洋側沿岸でも津波が観測されています。最大は岩手県の久慈港で、9時38分に80cmの津波が観測された他、日本の各地で津波が観測されている。津波は繰り返し押し寄せる可能性があるために注意が必要だと促している。
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タグ:チリ沖地震
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